無印良品の世界旗艦店「無印良品 有楽町」が閉店:MUJI HOTEL GINZAと併設へ
- yu_ishihara
- 2018年10月3日
- 読了時間: 3分
無印良品 有楽町は2001年にインフォス有楽町内にオープン。10年目を迎えた2011年秋に大幅改装を実施し、オーダー家具など新サービスを開始した。2017年に行われた増床リニューアルでは無印良品で初となる青果売場や「無印良品の小屋」の実物モデルなどを導入。世界旗艦店として約17年にわたり営業してきた。

国内初の「MUJI HOTEL GINZA」の開業日が、2019年4月4日に決定した。また、同じビル内に飲食業態「MUJI Diner」を併設した世界旗艦店「無印良品 銀座」が同時オープンすることも発表された。
中国の深圳、北京に続く3店舗目で日本初出店となる「MUJI HOTEL GINZA」と「無印良品 銀座」が入居するビルは、銀座3丁目エリアに立地。「無印良品 銀座」は地下1階から地上6階、「MUJI HOTEL GINZA」は上層階となる6階から10階に展開される。
「MUJI HOTEL GINZA」のフロントは6階に設置。また複合的なデザイン文化の発信基地「ATELIER MUJI GINZA」として、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマで展示を企画する2つの「Gallery」や、コーヒーと酒を飲みながら人が語らい集う「Salon」、デザイン・アート関連の書籍を揃える「Library」、トークイベントやワークショップを開催する「Lounge」を同フロアに導入し、交流の場を創出する。7~10階には全79室の客室が用意される。
地下1階から地上6階に入居する「無印良品 銀座」では、食に関する商品やサービスを拡充。地上1階では、東京近郊の農家との繋がりによる産地直送をテーマとした青果や、新鮮なフルーツを使ったジュースやデザートを販売する。また、その場で食べられるカウンターを設置。グリーンティーやルイボスティーなどの茶葉と、スパイスやフルーツを組み合わせることができるお茶の量り売りサービスを導入する予定だ。地下1階では「素の食」をテーマにするレストラン「MUJI Diner」を展開。旬の魚介、肉料理、ジビエなどを使った料理に加えてサラダカウンターを設置する。
また、2001年にオープンした「無印良品 有楽町」の閉店を同時に発表。今年12月2日まで営業する。有楽町店の閉店後となる12月12日からは約3ヶ月間にわたり、有楽町店と銀座店の間に位置するマロニエゲート銀座2の1階にポップアップストアを出店。無印良品による暮らしの基幹アイテムを中心に販売するほか、銀座店で提供する新サービスを紹介する予定だ。
なお、無印良品 有楽町のリニューアルオープンとあわせて2011年にインフォス有楽町内に新規出店した「有楽町ロフト」は2017年6月に営業を終了。「銀座ロフト」として移転オープンした。

■無印良品 銀座 オープン日:2019年4月4日(木)予定 住所:東京都中央区銀座3丁目103番3、4、6、14、15、21、40 フロア構成:地下1階~地上6階 MUJI Diner: 118席(地下1階) 公式サイト
■MUJI HOTEL GINZA 宿泊予約開始日:2019月3月中旬 フロア構成:6~10階 客室構成:全79室、13.62平方メートル~51.62平方メートル レストラン:44席(6階) 公式サイト
■MUJI POP-UP STORE マロニエゲート銀座(仮称) 期間:2018年12月12日(水)~2019年3月下旬 場所:マロニエゲート銀座2 1階 住所:東京都中央区銀座3-2-1
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