ユニー・ファミマHD 「ドンキとの共同1号店」ほとんどドンキ!
- yo_katsuragi
- 2018年3月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2018年4月6日

ユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスは2月23日、神奈川県横浜市に「MEGAドン・キホーテ UNY大口店」をオープンした。
両社は手を組み、不振が続く総合スーパー(GMS)の「アピタ」及び「ピアゴ」を、ユニーとドンキのダブルネームのディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ UNY」へ業態転換を進める方針で、同店はその第1号店となる。閉店した「ピアゴ大口店」を改装し、リニューアルオープンした。

店内に足を踏み入れてすぐ目に飛び込んでくるのはドンキが得意とする「驚安(きょうやす)」コーナー。うず高く積まれた食品や日用品が並ぶ。「激安」に代わるドンキ独自の用語で、単に安いだけではなくお客に驚きや楽しさを与える価格設定のことを指す。


店内にはドンキ独自の派手なPOPとマスコットキャラクターの「ドンペン」が溢れている。商品の陳列方法もドンキ流が貫かれる。「スーパーがドンキになった」と勘違いする利用客は多いだろう。
改装前、主に衣料品を扱っていた1Fは食品に次ぐ収益の柱になると思われる日用品や化粧品を並べ、2階は玩具・子ども服・紳士衣料・婦人衣料・スポーツ・鞄・靴寝具・自転車などを山積み陳列し、地下1階の食料品コーナーは生肉コーナーやお菓子コーナーの面積が拡大、styeONE等のユニーオリジナル商品は姿を消した。
プレスリリースには両社の強みを存分に生かすとの記述があるが、実際の店舗は「ドンキ色」に染められていた。
★B1食品コーナー



MEGAドンキ渋谷店の手法を取り入れ通常スーパーでは見ることが出来ないほどPOPを使っての丁寧すぎる商品説明、重点商品の鮮魚売り場は店長等身大POPでインパクトのあるお勧め販促は“さすが”ドンキ!
★1F日用雑貨

ユニーの面影は全く無し、レジではユニー時代の割引券を持ってくる方もいたが、使えないといわれていました。100%ビジュアルはMEGAドンキでした。
★2F衣料その他




衣料・玩具・自転車等が天井近くまで積み上げられ、ドンキナイズした売り場。
マネキンはメンズ衣料とブランドコーナーで使っているだけでした。ファッションを売るのでは無く、ドンキのブランディングである宝探し的な楽しさを売る売り場に変身していました。レンタル什器と思われる備品は探し出せませんでした。


POPだけでは無くレジサインまでプラダンで製作されており、ローコストの極み!改装で一番お金がかかったのは天井をロフトにした事ではないか・・・・・




買い物カゴもドンキ仕様・ユニーの名残は入り口のUNY大口店とエスカレーター側面ガラスのUNYの文字がペンギンに隠れて表示。
営業時間は午前9時~翌2時まで延長。
NET情報ではあるが、同店で働く従業員の多くはユニー出身者が占めるが、イニシアチブをとるのはドンキ出身者だ。担当者は「立ち上げ責任者はほぼドンキ(の社員)。オープン後の総責任者も総店長(ドンキ出身者)」
近い将来ユニーは我々VMD企業の市場では無くなってしまうのでは無いかという不安を感じます。











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