創業90周年:京屋が福岡本社で新作発表会
- yuishihara
- 2018年5月10日
- 読了時間: 2分
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マネキンやボディ、什器の企画設計・開発を中心に、VMD、店舗のデザイン・施工までを手掛け、店舗の世界感を創造するためのトータルプロデュースを行う株式会社 京屋(堀伸惠社長)が創業90 周年を機に、「閒 -MA-」と銘打った新作発表会を、東京で開催した展示会に続き、福岡本社で開く。

株式会社京屋の歴史は日本のVMDへの挑戦の積み重ねでもある。
世界的な潮流であったモダニズムへの傾倒は当時の日本にも多大な影響を与え、日本のユースカルチャーの起点とも言える”モボモガ”が生まれるなど、産業・文化ともに大きな発展を遂げた1920 年代に福岡県小倉市紺屋町で京屋人形店を開業。
楮(こうぞ)製紙 でできた和装マネキンを制作、さらにはマネキン人形の貸付販売を開始し、着物をピンワークで飾るなど“和マネの京屋”と呼ばれ、創業時よりVMDの一端を担って流行の発信を支えてきた。
その後、1960年にいち早くFRP製のマネキン開発に成功し、1981年には日本初となる ユーロショップに出展。6回連続出展し、1987年にはウルクンデ賞を受賞している。
※ユーロショップ:3年に1度ドイツで開催される国際店舗設備・販売促進機材展

マネキンの企画開発を中心に、黒人マネキン、アクティブなスポーツマネキンなど、既成概念に捉われない先進的なアイデアを形にしたプロダクト、VMDデザインをリーディングカンパニーとしてけん引してきた。
“Space communication Creator”と自ら名を打つ株式会社 京屋は、「VMD DESIGN」「STORE DESIGN」「PRODUCT」という3つのデザインを基にビジネスを展開。
商品とお客様をつなぐ重要なコミュニケーションとしての場を、総合的にプロデュース。
商品に明確なストーリーや世界観を吹き込み、商品のみならずブランドや企業そのものの価値を最大化している。
創業90 周年を記念し、東京では昨年、大規模な展示会「閒 -MA-」を開催。
今年5月には、福岡本社オフィスで新作商品発表会を開く。
空間を創造することを大切にした京屋の新作商品発表会は、“モノ”単体でなく、“モノ”が作りだす世界観にシフトしている現在、リアル店舗の活性化に一役を担うのではないだろうか。“Space communication Creator”として長い歴史に基づいた新たな世界に期待したい。

■「KYOYA New Collection」開催概要 期間:2018年5月24日(木)~5月25日(金) 時間:10:00~17:00 場所:京屋 福岡本社 〒810-0022 福岡市中央区薬院1-8-20 KYOYA薬院ビル2F 福岡空港から車で20分 博多駅から車で20分 地下鉄七隈線「薬院駅( ① 出口) 」及び西鉄「薬院駅」から徒歩5 分 TEL:092-761-7405(代表) FAX:092-712-7634(代表)
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